漫画の歴史~明治・戦時中~

漫画の歴史は、いよいよ明治時代に突入しました。
国が開国を初めた結果、なんと外国人向けの漫画雑誌が刊行されたのです。
その名前は、ジャパン・パンチという漫画でした。
このジャパン・パンチは、漫画の要素があったものの、そちらかというと新聞に載っている風刺画みたいな要素が強かったのです。
外国人向けとはいえ、イラストを見ることで、明治時代の政治に対して国民がどのように感じていたかが分かるようになっています。

そして活版印刷が、日本に導入された結果、日本に新聞紙が発行されるようになりました。
その結果、新聞に漫画を連載する事ができるようになったのです。

ここで、日本ではじめての、連載漫画は、團團珍聞に連載された田口米作さんの江の島鎌倉長短旅行という作品が発表されます。
これまでの作品は、読み切り作品が中心でしたが、この作品によって長編作品が出版されるようになったのです。

明治時代になると最初から漫画家に最初からなりたいという人達が増え、ここで漫画作成に大きな変化が見られます。
はじめに、漫画のコマ割りができるようになったのです。
江戸時代の漫画は、絵に対してセリフや文章が長々と書かれているものが主流でしたが、明治時代の作品である北沢楽天作の田吾作と杢兵衛の東京見物では、コマ割りが出来て1ページに、多くの場面を描写することで主人公や脇役の動きが分かるような作品に仕上がっています。

次に、大きな変化は、吹き出しが当たり前にように使用されるようになります。
吹き出しがあることによって、誰が話したかリアルタイムで分かるようになり、漫画の躍動感が一層上がるようになりました。

筆からペンへ


その後、漫画を描くのに必要だった道具が筆の作品がペンに変わったことです。
ペンで書くことの長所は、漫画の描写で細かい部分を筆に比べて格段に簡単に描けるようになったのです。その為、作品の作成スピードが大幅に上がりました。

明治以降に、出版社が日本でも設立され、その結果、漫画は全国の人々に読まれるようになりました。
戦時中に書かれた漫画の代表作は、ノラクロに代表される作品群が出版されるようになりました。

しかし、時は戦時中、そして子供にも大日本帝国を支えるための人材として育てるために、漫画の話にも戦争の色が現れるようになりました。

また、漫画を作成するために紙やインクといった物資が不足したため、第2次世界大戦中は、漫画は連載の数が大幅に減ります。
そして、戦争終了後、あの漫画の神様が漫画を復興させるのです。

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